リウマチの治療の基本

リウマチの治療の基本

リウマチという病気の根底に免疫異常があることが分かり、関節炎を引き起こす源である免疫の異常を正すことがもっとも大切であると考えるようになって、治療方法が大きく進歩してきました。痛みを抑えるだけの治療から進行をくい止める治療へと変わり、完全に治すことは無理であっても、完治に近い状態に持ち込むことはできるようになってきました。

リウマチの治療は、基礎療法、薬物療法、リハビリテーション療法、手術療法の4つに分類されます。その中でも一番大切なのが基礎療法です。患者自身が病気を正しく知り、安静と運動、栄養など、日々守らなければならないことをきちんと守る努力を毎日行う、暮らしの中での療法です。

薬物療法は、患者の症状に応じて行われ、免疫異常の是正という治療目標に対しては抗リウマチ薬が使われています。関節の炎症を抑えて痛みをとるためには、非ステロイド抗炎症薬やステロイド薬が使われます。

リハビリテーション療法は、関節の変形や拘縮、強直を予防する目的や関節機能の維持・強化のために行います。

そして関節の痛みが一ヵ所だけに限局したり、関節の変形や拘縮、強直のために日常生活に支障をきたす場合には手術療法が行われます。

この4つの療法は、どれか一つが欠けても治療は成功しません。この4つの治療をうまく行うことが、リウマチのよい治療を受けるということになります。