生活の中でのリハビリ
日常生活の中でのリハビリを考える時、リウマチは痛みが全面に出るので、まず患者自身が自分の一日の生活リズムをしっかりとつかむことが大切です。またリウマチの痛みは完全に消失することはないので、多少の痛みはあっても痛みにさからって運動する心がまえが必要です。
健康人でも個々の体力が違うように、リウマチ患者もどのくらい運動するかは個々のケースで違います。運動後2時間から3時間で関節の痛みや疲労感があっても、翌日までに痛みがとれればよく、翌日になっても痛みや疲労感が強い場合には、運動量を減らす必要があります。痛みが朝に強い時には、朝お風呂に入った後に運動をしてしばらく休むなど、自分のペースをつくることも必要です。
リハビリは医師や理学療法士、作業療法士の指導を受けることが大切ですが、リハビリは毎日の自分の生活リズムの中で自分が着実にこなしていくことが必要です。リウマチの早期診断、早期治療が強調されていますが、リウマチのリハビリも早期より行う方がよいのは当然のことです。リハビリは残された機能を最大限に活用するといわれていますが、リウマチは炎症と障害の二面性をもつ病気なので、リウマチによって起こる障害を予防し、可動域や機能を維持するためにもリハビリに励むことが大切です。