リウマチの手術の種類

リウマチの手術の種類

リウマチの手術には、骨膜切除術、人工関節置換術、固定術、腱形成術、脊椎の手術があります。手術を受ければリウマチが完治し、もう症状が出なくなるということはありません。また手術成績は患者の症状、条件によって異なってきます。

滑膜切除術とは、骨膜をとれば腫れも痛みもなくなり、軟骨も壊れないだろうという考えの手術です。ただし3年から5年で再び骨膜が腫れてくる場合があります。比較的行われているのは、手の指、手首、肘、肩で、そこではよい手術結果が出ています。しかし、足首、膝、股などの体重のかかる荷重関節に関しては手術成績が悪いというのが一般的です。

人工関節置換術は、人工関節を骨に固定して壊れた関節の機能を再建させる手術です。人工関節を骨に固定する時は、骨セメントを使用したり、カップ側をスクリューで留めたりすることもあります。固定の方法は多くの場合、その患者の骨の質や量で決めます。手術をしてもすぐに正常な関節になるのではなく、曲げ伸ばしなどのリハビリを行います。人工関節の寿命は一応20年くらいですが、手術の時期、使い方、合併症の内容で寿命が決まります。人工関節の合併症としては、すり減り、ゆるみ、感染がありますが再手術は可能です。

固定術は固まってむしろ動かなくてもいいという関節で行う手術で、壊れた関節を一つの骨にする手術です。動かない代わりに痛みが全くなくなります。この手術は、指、手首、足首に行われます。

腱形成術は手の指の腱が骨膜や出っ張った骨との間でこすれて切れてしまった時にする手術です。小指から順次母指に向かって切れることが多く、握り込む動作や顔を洗う動作ができなくなるので、腱をつなぎます。切れた腱をつなぐには、切れてから6ヶ月以内にしないと切れた腱が短くなってしまい、つなぐことができなくなります。6ヶ月以上経って腱が短くなってしまった場合は、腱を移植するという方法をとります。

脊椎の手術とは、リウマチの骨のずれによって脊椎も引っ張られて骨と骨の間で圧迫を受けて麻痺が生じた場合に、そのずれを戻して首の骨を固定する手術です。